・応用情報って基本情報飛ばして受けてもいいの?
・どういう人はいきなり受験してもいいの?
・逆に、どういう人は飛ばさない方がいい?
今回の記事では、基本情報技術者試験を受けずに応用情報技術者試験に2か月で合格した筆者が、応用情報技術者試験をいきなり受けてもいい理由を徹底解説致します。
いきなり応用情報技術者試験を受けても問題ない?
基本的には、問題ありません。
以下の3つの視点から、順に説明していきます。
- 受験資格的問題
- 試験範囲的問題
- 難易度的問題
受験資格的に問題ない?
受験資格的には全く問題ありません。
下位資格が必須な資格もありますが、応用情報技術者試験に「受験資格」はありません。公式サイトのQ&Aにも、以下のように記されています。
年齢や国籍等を含め受験する上での制限はありません。また、どの試験区分からでも受験いただけます。
なにより、私が基本情報技術者を受けたことがありません。
範囲的には問題ない?
範囲的には問題ありません。
範囲的には、基本情報技術者と応用情報技術者試験は同じです。
基本情報技術者試験の範囲の理解が完璧な人は、応用情報技術者試験にも合格できます。
難易度的に問題ない?
ここからが、微妙なラインです。やはり、応用情報技術者試験の方が基本情報技術者試験よりも難易度は高いです。
応用情報技術者試験の方がより深いところまで突っ込んで聞いてきます。ただ、範囲は同じなのでそこまでの問題はないと思います。
逆に、いきなり応用情報技術者試験を受けるべきではない人
いきなり応用情報技術者試験を受けない方がよい人は、以下に該当する人です。
- 早く資格が欲しい
- いきなり受かる気がしない人
順に解説していきます。
早く何かしらの資格が欲しい
会社都合やその他の理由で早く情報技術の資格が欲しい人のことです。
応用情報技術者試験の方が難易度が高いです。基本情報の午後問題は選択式なので、そこまで難しくありません。しかし、応用情報の午後試験は記述問題なのもあり、レべルが全然違います。よって、当然のことですが、応用情報の方が勉強時間が長くなります。
学生なら時間もたっぷりあるので、じっくり勉強し、いきなり応用情報を受験すればよいと思います。
しかし、あまり時間も取れない社会人の方等は、先にさくっと基本情報技術者試験を受験するのが良いと思います。
いきなり合格する気がしない人
まったく合格できる自信がない人のことです。自信がない人は、いきなり応用情報を受験すると決めると、途中で勉強をあきらめてしまう可能性が高いです。応用情報はそれなりに難しい資格だからです。
自信がない人は、まず基本情報に合格し自信をつけてから応用情報に挑戦するのが良いと思います。
筆者の場合
参考のために、いきなり応用情報を受験した私の例を紹介しておきます。
筆者の受験時の状況・スペック
私の受験時のスペックを紹介します。
- 私立大学の情報系学部2年生秋
- ITベンチャーインターン歴半年
私立大学の情報系学部2年生秋
4年制私立大学の情報系学部2年生秋だったので、既に受験範囲の3割程度は履修済みでした。受験勉強しているときに、「あ、これ授業でやったな」と思うことがたまにあると気持ち的に少し楽になりました。
ITベンチャーインターン歴半年
月に1~2万円分ほどしか働いていませんでしたが、多少なりとも実務経験がありました。特に、データベースに関する知識やWebに関する知識は応用情報の受験にも役立ちました。
筆者がいきなり応用情報技術者試験を受けた理由
私がいきなり受験した理由は以下の4つの理由からです。
- 受験料がもったいない
- 時間がもったいない
- 少し知識があった
- 自慢できると考えた
では、順に説明していきます。
受験料がもったいない
そのままです。受験範囲が同じなので、学生の私は基本情報の受験料(5000円程)がもったいないと感じました。当時の私にとって、5000円は結構な出費でしたので、5000円を2回払うという行為に、抵抗がありました。
時間がもったいない
応用情報は年に2回しかありません。一回分を基本情報に充ててしまうと、応用情報技術者の取得日が半年遅れてしまいます。早く応用情報であると言いたかったので、いきなり受けたほうが得だと考えました。
少し知識があった
私のスペックの項でも述べましたが、既に応用情報の3割程度は理解していました。そのため、少し自信があったのです。
自慢できると考えた
正直、これが一番大きな理由です。同級生にいきなり応用情報を取得した人が誰もいなかったので、「ふっふっふ、いきなり応用情報をとれば自慢できるぞ…」と考えてしまいました。
動機が不純ですいません。<(_ _)>
まとめ
応用情報技術者をいきなり受験するかどうかは、状況によります。自身の状況をしっかり判断し、いきなり受験するかどうかを決定しましょう。
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