2020年以降の教育の在り方について考える

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教育は変わらない。私の両親の時代も祖父母の時代も今と大して変わらない。先生が大きな板に文字を書く。生徒は、それを無心で紙切れに書き写す。

それに比べて技術の進歩は目まぐるしい。子供の頃のおじいちゃんが現代にタイムワープすれば、生活の便利さに腰を抜かすだろう。急激な変化への適応に時間が掛かるだろう。しかし、学校に行き、授業を受けて安心する。「あ、俺の時代と変わらない」「これならついていける」

こうなるに違いない。それほど教育は変わっていないのだ。そこで、2020年を迎える現代にふさわしい教育の姿について考えてみたい。

 

授業の進め方

もちろん黒板なんてものもいらない。何度も何度も同じことを同じ板に書いて何が楽しいのだろうか。手を白くしながら、教室に石灰をまき散らすだけである。電子データを大きなモニターに映せば、それだけで無駄は無くなるだろう。

もっと言えば、モニターは大きい必要がない。全員に小さなタブレットを配布すれば良い。大きなモニターを皆で見ようとするから、目が悪い子が不憫な思いをするのだ。

モニターに映し出す内容は、教員が考えたものにするのはありえない。平等を叫ぶ世の中で、能力差がある教員の授業を無理やり受けなければならないのは全く滑稽だ。

トップの頭脳が集まって、話すべき内容を考え抜けばいい。そして、全員が高品質で均質な映像授業を享受する。

もちろん、話す人間も教員である必要はない。話す人はアイドルや俳優がやればいい。現代らしくyoutuberやバーチャルユーチューバーでもいい。好きな人の授業を見れるようになれば、多くの子供の学習意欲は高まる。すると成績も大きく上がるだろう。メリットはとても大きい。

また、勉強の仕方についても授業できっちりと教えるべきだ。報われにくい努力をしてしまう子供を生み出すべきではない。
 

今後の教員の在り方

このような授業にしてしまうと、教員のやるべきことは大きく変えざるを得ない。

これからの教員がすべきことは何だろうか。教員の強みは、柔軟に子供の質問・悩みに答えられることにある。そのため、授業内容に関する質問対応を教員がやるといいだろう。

また、個人の悩み相談に乗ることも重要な役割であると思う。子供は経験不足ゆえに、悩むことが実に多いのだ。そして、経験ある大人が解決できることは多い。子供は、大人からすればなんでもないことで悩んでいるものだ。

学習面で価値を見出そうとするよりは、精神面で価値を見出すのがこれからの時代にあっていると考える。
 

まとめ

これは考えのほんの一部である。まだまだ教育で変えるべき点はあると思う。この世の中をもっと豊かで素晴らしい世界に変えるために、教育は最も大事といっても過言ではない分野である。

教育においても、日々進歩する技術を積極的に取り入れ、時代にあったものに変わることを切に願いたい。

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