
・kerasを勉強し始めたけど、どんなチュートリアルがあるの?
・興味のある題材でkerasを勉強したい
・kerasで使ってみたいモデルがある
今回の記事は、このような方にとって有用な記事です。では、さっそく見ていきましょう。
Kerasって?
Kerasとは、GoogleやMicroSoft等にサポートされている機械学習が超簡単に実装できるPythonライブラリーです。TensorFlowの次に利用者が多く、日本語の公式ドキュメントもあります。詳しくは、以下の公式ドキュメントをご覧ください。

ニューラルネットワークについて確認したい方はこちら

Kerasのチュートリアル一覧
Kerasのチュートリアルを文字量や取り扱っている内容ごとで確認できるようにまとめました。では、さっそくKerasのチュートリアルを見ていきましょう。
Keras×MNIST KerasのHello World!!
MNISTと呼ばれる手書き文字データセットを用いて非常にシンプルなモデル構築をしています。まさしくKerasのHello World!! ですね。チュートリアルの中のチュートリアルです。
説明量:2,000文字(コード込み)

Keras×CNN×MNIST 魚本のモデルをKerasで
MNISTを使うのは、先ほどのチュートリアルと同じです。しかし、こちらは皆さんご存知の魚本(ゼロから作るDeep Lerning)で紹介されていたモデルのCNN(畳み込みニューラルネットワーク)を構築しています。クラスやメソッドの説明も軽く解説されており、非常に親切なチュートリアルになっています。
説明量:9,000文字(コード込み)
Keras×CNN いぬ,ねこ,うさぎの画像判別
画像判定の中では、かなり分かりやすくまとまっていると思います。ソースコードの全文を上げてくれてるのもgoodです。学習させた後のモデルの使い方まで解説して頂けてる点もいいですね。記事のボリュームもいい感じ。おすすめの記事です。
文字数:13,000文字(コード込み)

Keras×CNN×転移学習 サル画像の判別
転移学習(他の学習済みモデルを別の領域に適応させる)を使って、チンパンジー, ゴリラ, オラウータンの3種類を判別するというユニークなCNNを作成しています。モデルの解説よりも、前処理(画像の収集方法等)の解説が充実しています。学習結果が載ってなかったのが少し残念です。このチュートリアルを元に自分の好きな画像判別をしてみてはいかがでしょうか。
文字数:15,000文字(コード込み)

Keras×LSTM(RNN) sin波の予測
kerasを使って、sin波の予測を行っています。コメントによる説明等はほとんどありません。そしかし、もそもコード自体が少なく、コード外では十分な説明をしてくださっているので、問題はありません。コンパクトにまとまっている数少ないRNNのチュートリアルです。
文字数:5,000文字(コード込み)

Keras×LSTM(RNN) 仮想通貨の価格予測
kerasでLSTMを構築してビットコインとイーサリアムの価格予測を行っています。結果としては、億り人になれるほどの性能は出せていません。しかし、億り人を目指す方向けに、改善点を示してくれています。この記事を元にして億り人を目指してみるのはいかがでしょうか。
コードには丁寧な説明が書かれているので、コードの内容がすんなり入ってきます。
説明量:50,000文字(コード込み)

Keras×LSTM(RNN)×自然言語処理 夏目漱石風文章の生成
残念ながらコードの解説はほとんどありませんが、それほどコード量もありません。あと、TensorFlowでの記述も一部あります。学習結果では、ちゃんとした文章にはなっていませんが、夏目漱石風の文章にはなっていて面白いです。ちゃんと、吾輩は~って文章が生成されていました笑
文字数:5,000文字(コード込み)
まとめ
皆さん、機械学習で面白いことをやっていますね。チュートリアルをどんどんこなしてオリジナリティーのある面白い機械学習ができるように頑張りましょう!
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