
・1+1が2にならないってなぞなぞ?
・田んぼの田とか言うの?
・ブール?プール?
この記事では、このようなブール代数が全く分からない人に向けて、応用情報技術者の筆者が専門用語を使わずに説明していきます。
結論から言うと、1+1=1 です。これからはこれがなぜなのかを解説していきます。
そもそもブール代数って?
語弊を恐れず専門用語抜きに言えば、文章(命題)が正しいか正しくないかを計算によって導くための数学です。もしくは、コンピューターなどに組み込まれる回路において、スイッチのオンオフがどうなるのかを計算したりするための数学です。
もっと詳しい説明が見たくなった方は、【入門】述語論理とは。命題論理との違いも解説こちらもぜひご覧になってみてください。
ブール代数における1と0
ブール代数において、1と0はそれぞれ、真と偽を意味します。真・偽というのは、正しい・正しくないという意味です。つまり、昔学校でならった1と0とは全く意味が違います。あなたが知っている1と0は一旦忘れてください。
ブール代数における記号
ブール代数において、+は足すではなく “または” を意味する記号です。
そして、・は掛けるではなく “かつ” を意味する記号です。(私は男性かつ成人などの”かつ”)
昔学校でならった+と・とは全く意味が違います。あなたが知っている1と0は一旦忘れてください。
ちなみに、-とか÷はブール代数の世界に存在しません。
ブール代数における1+1
ここまでの説明でブール代数における1+1が2でないことは理解して頂けたと思います。では、1+1を非専門家にも意味が分かるように日本語に言い変えてみます。
すると、1+1は「 “正しい” または “正しい” 」です。
もう答えはわかりましたか? もちろん、答えは “正しい” ですよね。
つまり、1+1=1です!!
まとめ
1+1=1
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